大島ちひろ のすべての投稿

数学がそれなりに得意だったからという理由で理系の大学へすすむも、将来が見えずに中退。 いまは他人の夢を応援する仕事につきながら、じぶんも精一杯人生を楽しんでやろうと思っています。

自分を変えたいとおもうときは

だれかに憧れる、だれかを尊敬する、崇拝する、見習う、真似る。これらは、自分をより良く変化させたいときに起こること、起こすことだとおもう。いや、崇拝するは少し違うかもな。だれかの信者であるときは、考えることをやめてしまうだろうから。では、どんなひとがその対象になるだろうか。できるだけ身近から探してみると、まず思い浮かぶのはあるYouTuberである。彼の話は、私自身が良い方向に変化させたい仕事や家族の話が主で、気付かされることばかりだからだ。そして、たしかに彼の言うことを信じ行動すれば、生活がより良くなることが容易に想像できるのだ。このためいつの間にか、彼は私の中で師となっている。ここまで書いて、私は彼を崇拝してるに近いことに気づいてしまった。

何事も心の状態から。

「こうなりたい!」という願望は、ほとんどの人が持ったことがあるだろう。
「どうすればいいのか?」と考え、先人の経験を「学ぶ」ことは一般的な願望実現の方法である。
しかしながら、先人と同様にしてもできないことも多々あるのが現実で、挫折することもある。
その原因は様々であるが、体力や技術など個人的な要因もあれば、環境、時代背景など個人では如何ともしがたい要因もある。

現代で一般的な「学び」の方法は、直接他人から教えを受ける意外に、本やネットなどの媒体から情報を得ることが多い。
近年増え続けるYouTuberも、先人としての役割を十分に果たしている。

しかしながら、人々が欲している「学び」や、先人が授ける「教え」の大半は、なんらかのテクニックであることが多い。
例えば、筋肉を付けたい人が学ぼうとしたときに得られる情報の多くは
・効果的な大胸筋の鍛え方
・24時間営業ジム、徹底比較
・コスパ最高なダンベルランキング
などだ。
これらは「筋肉を付けたい」人のニーズを十分に満たすテクニック達であるが、
これらは人によって合う合わないがあったり、結果が出なければまた別のテクニックを探すことになる。

しかし、そもそも「筋肉を付けたい」のには理由があるはずである。
・試合で勝ちたい
・異性にモテたい
・事件や事故に遭遇したときに自分や誰かを守りたい
本当になりたい自分になるための要素のひとつとして、「筋肉をつける」必要性を感じているということになる。

では、本当になりたい自分になるために、どう「学ぶ」か?
そこには「どうやるか」というテクニックの前に、「どういう心の状態か」という思想、マインドがつきものだ。
先の例を使えば、以下の様である。
・試合で勝つためには、体力や技術、戦略などを向上することに対して「どんなことがあっても諦めない気持ち」が重要である。
・異性にモテるためには、容姿を整えたり、流行のファッションを取り入れたりする以上に「自信がある」ことが大切だったりする。
・人を守ることに関しては「守りたいと思う人がいる」こと自体が素敵なことであり、申し分ないマインドである。

そもそも願望を達成するための心の状態になることができれば、初めてテクニックが生きてくるし体得できるのである。

だからこそ、我々が学ぶべきは「心の状態をどう持っていくか」であると思う今日この頃である。

小手先のテクニックを紹介した本や動画には飽き飽き

人生はゲームだ!

テレビゲームにハマった時代があった。
家にいて、いとも簡単に非日常空間に迷い込めるからだろう。
困難に立ち向かい、クリアした時の達成感を味わうためなら食事も忘れてのめり込んでいた。

特に好きだったのはMETAL GEAR SOLIDシリーズだった。
それまでのアクションゲームと違い、敵を倒しながらではなく、隠れながら見つからない様に進んでいく。
敵にみつかったら一気に敵が集まってきて勝ち目がないのだ。
見つからずに、というスリルは幼い頃にやった隠れんぼの時の感情を蘇らせ、現実な近い非日常を楽しんだのを覚えている。

それでも、気がつけばゲームをしなくなって10年以上たつのではないだろうか。
実家を離れ、一人暮らしを始めてからだろう。
自由に使える時間とお金が手に入る様になり、自宅にこもってゲームをするのは時間の無駄遣いに思う様になり、自ずと外へ出る様になっていった。
特に、一人旅にいく様になった。
知らない土地へ宿もとらず、ツアーも組まず、大まかな予定だけざっくり決めて行くのは刺激的だ。
飲み屋で隣に座っている常連客と語らって、翌日の予定を考えたりもした。
温泉で喋ったおじさんとその後ドライブしたりもした。
海外一人旅もする様になったが、食事をするにも、レンタカーを借りるにも、何をするにも全てがハードモードだ。
言葉も文化も全く違う世界では、ただ1日を無事に過ごすだけでレベルアップした気になる。
一人旅は、まさにゲームとして楽しんでいたのだろう。今気づいた!

ところがだ。
久しぶりにゲームがしたい!と思う作品が現れた。

GHOST OF TSUSHIMA

ネットニュースでちょいちょいみかける様になり、初めは「対馬が舞台なんて珍しいな」という程度の気持ちだった。
しかし、ウェブに掲載されている写真が、とにかくとても美しい風景なのだ。
旅好きにはたまらない。ぜひ訪れたい。
ついつい動画を再生してみると、現実世界の様な自然の中を自由に動き回る主人公が映し出される。
時間帯で日差しも変わる。天気も変わる。そしてとにかく美しい景色。
ゲーム画面がそのものがインスタ映えなのだ。
そして、このコロナの時世に発売を合わせるとはうますぎる。昔はゲームしてた系の人だって買ってしまうわ。
もちろん敵も出てくるのだが、これまた、普通に戦っても良いし、忍足で背後から近づくこともできる。
METAL GEAR好きにもたまらない。
自分のために作られたのではと錯覚するほどに久々にゲームがしたくなっている。

という訳で、10年以上ぶりにテレビゲームを購入しそうになっている。
ただ少し考えてみる。冷静に。

やはりゲームは面白いだろうし、非日常を味わうこともできるだろう。
しかしながら、ゲームでレベルアップをしたり、オープンワールドを探索したとして、何か生まれるだろうか。
特に、ゲームの実況なんかをYouTubeにアップする人なら別だろうが。
自分の場合は時間潰しにしかならない様にも思ってしまう。
気分転換にはなるだろう。
ただし気分を転換させて、仕事をして、疲れたらゲームで気分を転換させる、というのは何かが間違っている気がする。

それよりも、実際のオープンワールドをどう生きるかに時間を費やせないか、と突然ナイスアイデアが思い浮かぶ。
旅行にはなかなかいけないけど、旅行に行かなくたって現実世界が広がっているんだから。
近所でも行ったことないところを探索し、知らない人と会話し、やってみたかったことにチャレンジしてみれば良い。
仕事だって、目標見つけてコツコツやれば経験値もたまるしレベルアップもする。
もっと人生そのものを、子供の頃に楽しんだゲームの感覚で楽しめばいいんじゃないかと思えてくる。
ゲームでレベルアップしている暇があったら現実世界でレベルアップすればいい!

ゲームと違うのは、やり直しがきかないこと。

でも、そうだろうか。
やり直しはいくらでもきくし、死んだらその時はその時さ。
そう考えると、毎日がレベルアップの日々に思えてきた。

さあて明日は何すっかな!

 

(ゲーム買いに行こう…)

仕事、転職、生活をもう一度考え直すきっかけになる「働き方 完全無双」

ここ数年、YouTuberだったり、プロゲーマーだったり、働き方というかお金の稼ぎ方が多様化してきている。

そんな中で「今のままの会社で、生活で、いいのか」って思い始めている人も多いのではないか。

周りにはYouTube始めた人もいるし、転職考えている人、休みの趣味を充実させる人、これまで以上に仕事に打ち込む人など、仕事に対する向き合い方が変化してきていることは確かな様だ。

世間では働き方改革って騒いでいるしね。

「働き方 完全無双」 ひろゆき 著  大和書房

成功する方法を書いてる本なんて山ほどあるけど、その本質は結構気がついていないもので、でも答えを聞いたら「そりゃそうだね」って誰もが納得するものだったりする。

でもそれを知っているだけで、成功する確率が格段に上がるんだから、今後が楽しみだ。

今後仕事だったり生活で少し悩むたびにこの本を開くだろうな。

AirPods Pro wireless Charging Caseのレビュー

音量はAirPodsではできないのかな?
調べてみたら、できないみたい。
本体のiPhoneで切り替えるか、Siriにお願いするしかないとは。
その辺設定できれば尚よかったな。

ケースは掌よりも大分小さいサイズで持ち運びは全く問題ない。

外部音取り込みモードに期待して購入したけど、すごい!
Youtubeの音も、音楽も、自然に耳に入ってくる。
イヤホン付けてる感覚がなくなる。
これまでは歩道を歩いている時は音が聞こえなくなるからイヤホンは付けない様にしていたけど、これなら通勤中の歩いている時も危険を察知できそう。

ちなみに、イヤーチップのサイズ変えようとするんだけど、うまく外れず破損させそうでこわいから断念…

山本五十六ではプロは育たぬ

上司から依頼された仕事を提出したとき、こう指摘を受けたことがある
「全力でやって持ってこい、そこで初めて話ができる!」
それは私にとって全く初めての仕事だった
できるだけ頑張ったつもりだが、そもそもどうすべきかすらわからない
(ほぼやったことのない仕事で要領もわからないのに、指導もしてくれないのに。まずは手本を見せてくれよ)
そう思ったのを覚えている
私のスタンスは、まずは見本を見せてくれ!そしたらなんとかできるから!
というものだった
はじめてではできるはずがない
できなくてあたりまえだ
ならい、繰り返し、ようやくできるようになる
だから、私の後輩への指導法も同じだ
はじめてのことは、まずはやってみせる
まさに山本五十六のやり方である

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

ただし、この上司のやり方は違った
はじめてでも自分でなんとかして最高のものをつくる、習ってなくても時間がかかっても全身全霊で作り上げる
両者の違いは何か
明らかに違ったのは温度差であったろう
情熱の違いであったと思う
山本五十六のやり方は
興味のないことに興味を持たせるやり方
仕事ができるようになって、仕事が好きになれば、その後は自分で成長し始める
そもそも仕事が好きにならなければ成長しない、辞める可能性だってある
上司のやり方は
仕事に全力で取り組め
好きか嫌いかなんか関係ない
仕事をやりきれ
なぜ自分が後輩を指導するときに山本五十六のやり方をしていたのか
それは、おそらく
後輩が仕事を好きにならなければ、辞めてしまうと思っているからだろう
ろくに指導もされず、できなければ怒られる、そういう仕事だったら、他にいくらでも働き口はある
そういう時代だ
だからまずは仕事を好きになる、興味を持つことが大事だと信じて、後輩を手取り足取り育てていた
ただし裏を返せば、
自分こそ、面白くなければいつでも辞めるつもりだからこんな考え方だったのかもしれない
自分ですら、きっかけがあれば辞めようと思っていたからこそ、後輩もきっかけがあれば辞めると信じ、きっかけを与えないように必死だったのかもしれない
迷いがあったのだ
今の職場で良いのか
山本五十六も、部下が仕事を好きにならなければ成長しないし、辞めるだろうと考えていたのだろう
だから、仕事を好きになってもらうことから始めたのであろう
しかし山本も私のように迷いがあったのか?
それは違うと思う
私と根本的に違うのは、山本五十六は軍人であり、戦争で負ければ家族が死ぬ状況であったということ
そんな過酷な状況で、部下の中にも、戦争大好きな向上心に溢れた者ばかりではなかっただろう
それはそれは、厳しく指導したら逃げ出すものも当然いる
逃げ出したくなるような状況で人を動かすために、褒めて伸ばすやり方を選んだのかもしれない
では上司はどうか
迷いがないのだ
課せられたものを全力でやる
指導があろうとなかろうと
自分で成長してきたタイプなのだろう
辞めてどこかへ行こうなどと思わず、ひたすら前進してきたのだろう
では、どちらが伸びるかといえば、一目瞭然だ
その道のプロは皆、習わなくても全力を出し続けた者たちだ
まず迷いを捨てなければ

ランドクルーザー80のベッドキットを簡単自作し快適キャンプを目指す!

ランドクルーザー80のベッドキット、注文すると10万円以上と安くなく、値段と実用性を考えるとそんなに欲しいとは思っていなかった。

ただ、キャンプ欲がふつふつと湧いてきているのも確かで、
いろいろなキャンプ情報を眺めていると、「どう寝るか」が問題であることがわかってきた。

まず寝る場所が主に3つ
・テント
・車中泊
・ルーフテント内

そして床に何を敷くかも主に3つ
・マットなどを地面に敷いて
・コットの上に (折りたたみ式布製ベンチ兼ベッド、主に一人用)
・エアベッドの上に (空気式ベッド、ダブルもある)

まだ現時点ではルーフテントは考えていない。数十万円の買い物になるから、しっかりキャンプにハマってきたら考えたいとは思うけど。
基本テント泊だろうけど、希望としては、できるだけ広く寝心地が良い方がよい。
そうなるとエアベッド一択なのかな?(エアベッドは寝心地良いらしい!)

さらに、ついでにランクルの荷台でも使えるベッドができたら一石二鳥ということで、

2万円以下で、比較的簡単で、車中泊でもテント泊でも使えるベッドフレームを作ることに!

設計図がこれでIMG_7494

完成予想図がこれ。
IMG_7527

あとはベッド用の頑丈な簀子を作るか、買うかして敷いて、エアベッド載せれば完成!のはず。
10万円以上のベッドキットよりも優れている点は、ベッドそのまま外に出せること!
テント泊のときにエアベッドを地面から浮いた状態で使えるはずです。
あとは、使わない時は重ねたりすれば荷台も広く使えるはず。

とりあえず木材と工具などを買ってきたところ。
これから木材の塗装に取り掛かります!

西南戦争最大の激戦地、田原坂とは

1877年(明治10年)2月に西郷隆盛が私学校党と共に挙兵した。
その数約1万3千人。

日本最後の内乱、西南の役

その最激戦地である田原坂は、なぜ激戦地となったのか

3月4日に官軍と薩軍が田原坂で激突してから、3月20日までの17日間の死闘が繰り広げられた田原坂を訪れ、わかったことを綴る。
薩軍はまず熊本城を包囲するも陥落できなかった。
そこで官軍の援軍を阻止するため、植木、山鹿を抑え、高瀬へ進軍した。
しかし北方から南下してきた官軍は高瀬を、次いで木葉を占領した。
薩軍は退却し、田原坂に陣を築き、官軍を迎え撃つこととなる。

なぜ田原坂か

田原坂は標高差80メートル、距離にして1500メートルの曲がりくねった坂道であった。
また、田原坂の道は凹道(堀切道)となっており、坂道の両脇は小高くなっていた。
坂道を通ろうとするものを攻撃するには非常に有利な地形であった。
これは加藤清正の熊本城築城当時、戦術上の意図でわざと作ったものであるという。
そして田原坂は、熊本城へ唯一、大砲や弾薬を運べる3〜4メートルの道幅があった。
つまり、官軍は熊本城へ通じる田原坂を通らざるを得なかった。
このため薩軍は防御力を田原坂に集結し、
さらに官軍はそれを知りながら幾度となく正面から激突を繰り返した。
攻めるに難く、守るに易しい地形に官軍は苦戦を強いられ、激戦は昼夜問わず17日間に及んだ。
田原坂での死傷者は4千余人。
約8か月間に渡った西南戦争全体の戦死者は約1万4千人であり、
その3分の1が田原坂の17日間であった。
後に政府は、「もしこの坂を官軍が突破できなければ、薩軍は南関を破り北方へ進出し、直ちに政府に不満を持った者たちが必ず隙を見て立ち上がり、禍いは計り知れなかったであろう。」という内容で、勝利の意義を述べた碑を建てています。

実際に訪れると

田原坂は舗装されており車で通ることができます。
官軍が進んだ北方から進むと、道は通説通り3〜4メートルの道幅で、両脇はほぼ垂直に2〜3メートル高くなっています。
そして木々や竹林に囲まれ、日中でも薄暗く、不気味な雰囲気があります。
車で走れば数分のこの坂道を突破するために、突破させないために、新しき国を憂う若者たちが命を燃やし戦ったのだと思うと、自分の命の使い方を考えざるを得ません。

産婦人科専門医試験〜筆記対策〜

医療に携わる上で大切なこと。
いろいろありますが、ここでは一旦おいておきます。

ここでは、とにかく産婦人科専門医試験に合格する上で大切なこと!をまとめます。
特に時間のない人向けです。

・例題と解説集
まずはとにかく解くべし。そして解説を読むべし。初めはいちいちガイドラインや必修知識で確認しないで、問題集のみバンバン進めます。そうすると次第に自分の得意不得意がわかってきます。おそらく自分が所属している病院の性質やこれまで経験してきた症例によって、あきらかに得意分野と不得意分野に別れます。予想以上に得意分野は正解して、不得意分野はことごとく不正解ということが生じます。とにかく一問一問に時間を取らずにバンバン解き進めます。似た問題も複数回出てくるので、問題集を解き進めるだけで徐々に理解できる問題もあります。

・ガイドライン、必修知識
どちらかというと得意分野だったり、選択肢のほとんどが除外できる場合は、ガイドラインや必修知識で再確認すると良いでしょう。ただどちらも文章でビッシリ書いてあるので、ひとつひとつ納得するのに時間を要します。

・病気がみえる!!!
苦手分野は、まずは「病気がみえる」がおすすめ!医学生のときに買う人が多いですが、文章は少なくイラスト多めで、ポイントをしっかり抑えている。まず「病みえ」、時間があればガイドラインや必修知識で確認で完璧だと思いますが、大半の問題は病気がみえるだけでも十分なほど、「病みえ」は良い本です。

筆記試験対策はこんなところでしょう。
安心してください。
毎日ひとつひとつの症例を大切にしていれば、全く歯が立たないなんてことはありません。
十分間に合います。

専門医試験は、初めのステップとして重要ですし、偏りなく広い範囲の知識を勉強し直す良い機会となります。
試験対策の参考となりば幸いです。

<まとめ>
・まず問題集のみ使って一気にとき進めることで、自分の得意不得意をまず把握する。
・復習は「病気がみえる」がすごい!